「こうじ水」は甘酒よりもおすすめ?! 簡単に作れて美容に大活躍

栄養満点の甘酒を超えるおいしさ
手軽に飲める・・・ということで、注目を集めている「こうじ水」

甘酒のあの独特の甘さがチョッと・・・⁈
という方には「こうじ水」がおすすめです。

「こうじ水」って何?

甘酒の材料である「米こうじ」にぬるま湯を加え、発酵させたものが「こうじ水」。

甘酒よりも飲みやすく、甘酒と同等以上の効果効能が期待できます。
甘酒よりもカロリーが低く糖質も少ないです。

ダイエット中の人や、血糖値が気になる人にもおすすめの「こうじ水」は、毎日続けて飲むのが理想的。
乾燥こうじとミネラルウォーターがあれば、誰でも簡単に作れるそうです。

「こうじ水」の作り方

準備するもの
●乾燥米こうじ(粒状または板状など)約50~70g

1日分の「こうじ水」500㎖に、だいたい50~70gの米こうじを使用。
※濃さはお好みに合わせて分量を調節。

 

●「こうじ水」を作るための容器

●完成した「こうじ水」を入れて保存する容器


●ミネラルウォーター約500㎖ ※水道水ではなくミネラルウォーターを
●料理用はかり  ※乾燥米こうじの分量を計る
●お茶パック ※大きめのものを用意

<作り方>
①乾燥米こうじをお茶パックに入れる
板状の乾燥米こうじは、ほぐしてから入れる。1パックに入りきらない場合は二つに分けて。

②ミネラルウォーターを50~60℃に温める
ミネラルウォーターを50~60℃に温めるとこうじが発酵しやすい。
※こうじパワーの素である酵素は70℃を超えると失活するので注意

③こうじを入れたお茶パックを、ポットなどの容器に入れお湯を注ぐ
※こうじがパックから飛び出さないようにやさしくお湯を注ぐ

④ふたを軽くのせて1時間程度冷ます
こうじが発酵するとガスが発生する場合があるので、破裂しないようにふたをきつくしめず、ガスが抜けるようにして1時間ほど冷ます。
※冬場は発酵を促すために3時間ほど常温で冷ます。

⑤容器を冷蔵庫で7時間以上寝かせる
冷めたことを確認したら、容器のふたをきちんとしめて冷蔵庫に入れて7時間以上寝かす。
夜、寝る前に作っておくと、翌朝にはできあがっていますよ。

⑥飲むための保存容器に「こうじ水」を注ぐ
冷蔵庫から取り出し、水筒など飲むための保存容器に移し替えたらできあがり。
使い終わったこうじパックは取り出して保管する。
※こうじパックは2回繰り返して使える。

使い終わったら上手に保存を!

●使い終わったこうじは・・・
こうじパックをかたくしぼり、ラップして冷蔵庫にいれます。
お茶パックに入れたこうじは2回使えるので、容器から取り出しパックをかたくしぼります。ラップをして冷蔵庫へ。
雑菌がつかないように、手ではなく茶こしの布やラップを使ってしぼるようにしましょう。

●乾燥米こうじは・・・
袋の口をしっかり閉めて保存袋に入れて冷蔵庫へ。
使わなかった米こうじは、袋の口を閉めて保存袋にしまいましょう。
袋の裏面に記されている保存方法に従いますが、部屋の温度が上がりやすい夏場は、味や品質が落ちるおそれがあるので冷蔵しておくと安心です。

●こうじ水は・・・
容器に入れて冷蔵庫で保存します。
完成した「こうじ水」は、その日のうちに飲みきるのが基本!
飲みきれなかった場合は冷蔵庫に入れて保管しましょう。

どうしても飲みきれなかった場合は、雑菌が増えない2日以内に飲みきること。

作った「こうじ水」はどうする?

毎日続けて飲みたい「こうじ水」。
また、使い終わったこうじにも栄養がたっぷり残っているので、上手に活用したいです♫
★こうじ水を飲む
1日500㎖をこまめに摂取!
毎日500㎖飲むことを習慣づけると、少しずつですが確実に効果が出てくるそうです。
起きがけや食事時、風呂上りなど、こまめに飲むのが効果的。無理なく飲み続けられますよ♫

★使い終わったこうじを食べる
たっぷりの栄養を無駄なく摂る!
「こうじ水」作りに使ったこうじにも、まだ酵素などの栄養がたっぷり。料理に使って無駄なく摂取したいです。
ただし、使い終わったこうじは1週間以内に使いましょう。

★美容に大活躍!
「こうじ水」やこうじは、保湿や美肌・美白に効果が期待できるそう。これは絶対うまく活用したいです。
◎化粧水のかわりにこうじ水を!
こうじ水を手にとり、化粧水をなじませる要領で肌になじませます。
しっとりもちもちのお肌に♫

◎こうじ水でパック!
紫外線を浴びた日のアフターケアには、パックがおすすめ。
コットンにこうじ水をたっぷり染みこませてパックします。

◎使い終わったこうじでボディケア!
使用後のこうじパックを三角コーナー用などの不織布に入れ、口をしばって入浴剤の代わりにお風呂へ。

◎ヘアケアに使い終わったこうじを!
使用後のこうじパックからしぼり出したエキスを、トリートメント後の髪や頭皮になじませてマッサージ。
頭皮の血行を促進し、しっとりとまとまりやすい髪に。最後に軽くシャワーで流します。

最後に

飲む点滴といわれる甘酒もすごいけど、こうじ水の力もすごいですね!
甘酒ほど甘くないし、これはずっと飲み続けられそうです。

「こうじ水」は、乾燥米こうじとミネラルウォーターがあれば簡単に作れそうですしね。
こうじに温めたミネラルウォーターを加えて、作ってみます。

もっとキレイになりたい!
ずっ~と元気でいたい!
早速作って、健康な生活を目指します。
出典:「素敵なあの人」 2020.4月号より